太陽光発電システムで発電した電気は当然、家庭用の電力(自家消費)として使用でき、その分は電力会社から電気を買わなくていいので、電気代を安くでくきます。
さらに、自家消費を上回った発電電力(余った電力)は、電力会社へ売ることができます。
アパートやマンションの場合、屋根の面積・形状によっては、多くの太陽光発電の電力源を確保できることになり、かなりの売電による収入が見込めます。
また、売電による収入だけでなく、電気代を抑えることによって、アパート・マンションの共益費を抑えることができ、入居者の増加・確保につながります。
10KW未満 | ||||
余剰買取 | ダブル発電・余剰買取 | |||
出力制度対応機器 設置義務なし |
出力制度対応機器 設置義務あり※ |
出力制度対応機器 設置義務なし |
出力制度対応機器 設置義務あり※ |
|
調達価格 | 33円 | 35円 | 27円 | 29円 |
調達期間 | 10年間 | 10年間 |
※北海道電力・東北電力・北陸電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力の需給制御に係る区域において、平成27年4月1日以降に接続契約申込が受領された発電設備は、出力制御対応機器の設置が義務付けられます。
10KW以上 | ||||
平成27年4/1〜6/30 (利潤配慮機関) |
平成27年7/1〜 | |||
調達価格 | 29円+税 | 27円+税 | ||
調達期間 | 20年間 | 20年間 |
太陽光発電システムは、一度設置してしまえば太陽光という「ゼロ円の燃料で電気を発電して売る」という事業を始めるといってもいいでしょう。
遅かれ早かれ設備投資した分は回収でき、システムの寿命まで電気を生み続ける資産になります。
買取制度に関する詳しい情報は、経済産業省 資源エネルギー庁の「なっとく!再生可能エネルギー」のページでもご覧いただけます。 |
原子力発電所の稼動停止に伴い、電力会社の供給できる電力が不足するというニュースを毎日のように目にします。電気が最も使用されるのは、晴れた日の昼前後で、これはちょうど太陽光発電の発電曲線と似たような形になります。
太陽光発電は夜間に使えなかったり、曇りや雨天では発電量が少ない欠点がありますが、特に夏場などの昼間のピーク時電力削減に十分貢献することができます。そういったことからも、日照時間の長い香川県は太陽光エネルギーを有効に利用できる環境にあるといえます。
地震や台風などのの災害時に長期間停電になった場合でも、太陽光発電システムに備わっている自立運転にモードを切り替えることで、発電した電力を利用することができます。
自立転時には1500W(1.5kw)までの機器しか動かせませんが、それだけの電力が確保出来れば、テレビを見たり携帯電話を充電したりできます。
ポットでお湯を沸かしたり、炊飯器でお米も炊けます。また冷蔵庫で薬品などを保存できます。
万が一の場合にも正確な情報を把握でき、生命の安全を確保することが出来ます。
太陽光発電システムは構造的にシンプルであるため、基本的にはメンテナンスフリーで、定期的なパネルの掃除などは一切不要です。パネルについた汚れは風雨によって洗い流されるので、何もする必要は有りません。ただし、鳥のフンや落ち葉が大量に積もった場合は取り除く必要が有ります。
システムの寿命も比較的長く、現在、太陽光発電に用いられる太陽パネルの期待寿命は20年以上とされています。